今も誰かが必要としている!献血は身近にあるボランティア

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血液は人工的に作ることができない事をご存知でしょうか?赤十字献血センターでは日常的に不足していた血液が新型コロナをきっかけに更に足りなくなっています。献血で集めた血液は輸血の他に、がんと闘う患者さんの治療にも使われています。

献血

献血とは、病気の治療や手術などで輸血を必要としている患者さんのために、健康な人が自らの血液を無償で提供するボランティアです。

 

献血が必要な理由

日本国内では、1日あたり約3,000人の患者さんが輸血を受けていると言われています。現在、輸血に使用する血液は、まだ人工的に造ることができず、長期保存することもできません。また、患者さんによっては大量の輸血を必要とする場合があります。

このため、輸血に必要な血液を確保するためには、一時期に偏ることなく、1日あたり約13,000人の方に献血にご協力いただく必要があります。
献血由来の血液製剤は怪我をした方への輸血に使われるイメージが強いかもしれませんが、実際はその8割の量ががんなどの病気と闘う患者さんの治療に使われています

 

献血の種類

①全血献血(400ml・200ml)
血液中のすべての成分を献血

②成分献血(血漿・血小板)
成分採血装置を使用して血小板や血漿といった特定の成分だけを採血し、体内で回復に時間のかかる赤血球は再び体内に戻す方法なので、成分採血は身体への負担も軽い。

全血献血の実際に血を抜く時間は約20分です。赤血球も抜くので成分献血より血液の回復に時間がかかります。次回、全血献血する場合は男性が12週間後女性は16週間後から可能です。(400ml)
成分献血は赤血球を体内に戻すので約1時間かかります。回復は全血献血よりも早いです。次回は男女ともに8週間後から可能です。

 

献血の流れ

①受付
献血ルームに入ると血圧計があるので血圧を測り、結果が印字された紙を持っていきます。献血ルームによって異なるかもしれません。スタッフの方から献血を受けるために必要な確認事項があるので回答します(タブレットで回答)

②問診(自分の番号が呼ばれたら部屋に入り、体調や薬の服用等を聞かれる)※受付で手首に番号かかかれた紙のバンドをつけてくれます

③ヘモグロビン濃度測定/血液型事前検査
この事前検査で本日の献血が可能か否かがわかります。このヘモグロビン濃度は体調等によって変化するので、どんなに元気でも数値が達していないと献血できません。私は記念すべき第1回目の際に、数値が足りなくて献血できず、ジュースを飲んでお菓子を食べて帰ったという忘れられない思い出があります。

④採血
番号が呼ばれ、ベッドまで移動します。

⑤休憩
十分に水分補給をして、最低10分以上は休憩をします。

⑥献血カード受取
スタッフの方から献血カードを返却してもらえます。この時に記念品がもらえることがあります。

献血後の注意事項

献血した日は水分をたっぷりとって、激しい運動や飲酒、喫煙は控えるようにします。お風呂は2時間以降なら入浴可能です。採血側の腕には強い力がかからないように注意して下さい。献血後の失神、転倒に注意し、気分が悪くなったらその場でしゃがむか、横になります。気分不良、失神などはじっと立っている時に発生しやすいといわれています。

 

ラブラッド

献血web会員サービスです。無料で使用することが可能なので、献血をするなら是非登録することをおススメします。献血記録の確認、献血の予約、ポイントもたまります。

予約

17時までは翌日以降の予約が可能です。17時以降は翌々日以降の予約が可能です。

 

ポイントのたまり方

ポイントは献血やアンケートに協力した際に付与されます。ポイントをためると、さまざまなグッズと交換できます。

献血した時
●400ml(全血献血)➙10Pt ●200ml(全血献血)➙2Pt
●血漿(成分献血)➙4Pt  ●血小板(成分献血)➙4Pt
予約した時
●400ml(全血献血)➙2Pt ●200ml(全血献血)➙2Pt
●血漿(成分献血)➙3Pt  ●血小板(成分献血)➙3Pt
応諾した時(日本赤十字社から期間を設定した献血のお願いに対し、期間内に協力した場合)
●400ml(全血献血)➙2Pt ●200ml(全血献血)➙2Pt
●血漿(成分献血)➙2Pt  ●血小板(成分献血)➙2Pt

 

結果

数日後、郵送でハガキが届き、血球計数検査・生化学検査の結果を確認することができます。ラブラッドに登録していれば2日後にはweb上で確認ができます。

 

献血の記念品

ここ最近の献血は2019年と2020年に1回づつです。2018年は手術、2019年前半は薬を服用していた為献血できませんでした。改めて献血は健康でないとできないものだと実感しました。記念品はその時によって変わるようです。

2019年12月:成分献血

食器用洗剤とハラダのラスクです。日用品は実用的で嬉しいです。ハラダのラスクはお土産や贈答用で頂くことが多いお菓子です。通常のラスクも好きですが、ホワイトチョコレートがかかっているラスクはより大好きです。

2020年10月:全献血

フルグラを頂きました。朝食時や小腹が空いたときにぴったりで自分でも時々購入している商品なので嬉しいです。今回献血をした際にスノーバンクのキャンペーンを行っていて、傘と靴下とステッカーを頂きました。とても豪華。この傘はコンパクトで軽くてバッグの中に入れていても、かさばらないです。しかも晴雨兼用です。靴下は数種類から選ばせてもらえました。とってもオシャレでスニーカーと合わせて履きたいです。

 

おわりに

ボランティアをするも、しないもその人それぞれの自由です。私は自分のできる範囲で、1つくらいは人のために何かしたいと思って献血をしています。自分の知らない所でたくさんの人にお世話になっていると思っているからです。献血は健康でないとできないですが、健康であるということは何にも代えがたいことですね。

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