ぬか漬けは、栄養がたっぷりで健康と美容にもってこいの食品です。ぬか床は育てるもの、作る人によって味がそれぞれ異なるというのは面白いです。
自家製ぬか漬け
今回は自分でぬか床から作っていきます。
最近では、すぐにぬか漬けが始められる、ぬか床の商品がたくさん販売されています。これはとても便利です。
ぬかが用意できなくて、すぐにぬか漬けを食べたい、自分でぬか床を作っている時間がない方にはぴったりですね。
用意するもの
ぬか・塩・昆布・赤唐辛子・捨て野菜
作り方
ぬかを炒る
まずは、ぬかを1キロ近く用意します。今回は、家庭用精米機で出たぬかを使用します。
1回の精米で約32gのぬかがでました。約3ヶ月、コツコツ貯めて冷蔵庫で保管し、最終的には1.5キロ位のぬかがありました。
精米機で出たぬかを鍋で炒りすぎないように、かきまぜ続けながら炒ります。
ぬか以外の材料を入れる
炒ったぬかを容器に入れ、塩水と混ぜます。その後、昆布、赤唐辛子を入れて、捨て野菜を入れます。
野田琺瑯 ラウンドストッカー ホワイトシリーズ 27cmを使用しました。このストッカーは、味噌や梅干し、漬物等にも使用することができます。
このストッカーは、キャスター付きすのこの上に載せています。移動や引き出しが楽です。かき混ぜる時は、無印良品のシリコーンスプーンが便利です。
捨て野菜は2,3日に1回、新しいものに交換します。これを6回くらい繰り返します。これでようやくぬか床の完成です!
本野菜を入れる
ニンジンを入れてみました。半分に切ってぬかの中にいれます。
野菜がぬかから出ないように、ぬかの中にいれます。最後は、空気をしっかり抜いて、ぬかを平らにととのえます。
漬けた野菜は1日経ったら出して食べてみて、どの野菜がどのくらいの時間を置けばいいのか確認しています。
ぬかは毎日かき混ぜます。
漬けてみた野菜
きゅうり、人参、大根、白菜、長芋、みょうがを漬けてみました。どれも美味しくて色々試したくなりました。
ぬか漬けのパワー
ぬか漬けは発酵食品です。生で野菜を食べるより、ぬか漬けにして食べた方が栄養がとれることがわかっています。
米ぬかと野菜に含まれる乳酸菌が生きて腸まで届きます。
ぬか漬けは栄養成分が凝縮していて、ビタミンB1、ビタミンE等を含みます。
脂質酸化防止作用・抗酸化作用・動脈硬化予防・カルシウム吸収促進などの効果があります。
おわりに
ご飯時の1品としてぬか漬けを食べていますが、美味しくてご飯がすすんでしまいます。
野菜によって漬ける時間が多少異なりますが、漬ける時間を調節して自分好みの味を見つけたいと思います。
ぬか漬け生活を始めてから、食の幅が更に広がりました。