2019年8月、クラブツーリズムの1泊2日ミステリーバスツアーに行ってきました。
どこに行くか事前にわからない、ドキドキワクワクのツアーの内容を公開します。
1泊2日ミステリーバスツアー
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1日目
世界のガラス館
まず始めに到着したのが、「世界のガラス館 猪苗代店」。世界中から集められた神秘的で美しいガラス製品を展示。
厳選された2万5000点にのぼるアイテムを一斉展示しています。
一同に世界の製品を見る機会はそうそうないので、意外にもじっくり見入ってしまい、時間があっという間に過ぎていました。
世界のガラス館の他に、地ビール館、おみやげ館、食事を楽しむ施設が隣接しています。
施設の外から写真を撮ろうと思ったのですが、途中雨が降ってきてしまい、撮れなかったのが悔やまれます。
地ビールソフトを購入しました。
雲嶺庵(ほまれ酒造と日本庭園)
1日目2ヶ所目は、喜多方市にある「雲嶺庵」です。雲嶺庵は、ほまれ酒造の敷地内に造園された日本庭園です。
ほまれ酒造は、サンデーモーニングでおなじみの美人アナウンサー、唐橋ユミさんのご実家です。
試飲をさせて頂き、おいしいお酒の直売所がありました。
芦ノ牧温泉「丸峰観光ホテル」
本日宿泊するホテルは、芦ノ牧温泉の「丸峰観光ホテル」です。ホテル全体が大きく、ロビーは広くて開放感があります。
この日は16時頃到着したのですが、今回のミステリーは高級旅館にゆったり18時間滞在できる事がポイントとしてあげられていました。
明日の出発は10時、ゆっくりの出発です。
ホテルの周りを散策したかったのですが、あいにくの雨で断念しました。
温泉のお湯は、透明で匂いは全くありませんでした。
お肌がつるつる、キュッキュするということもなかったのですが、湯上がりはじんわりあたたかさが続いていました。
夜の食事は御膳でした。温泉旅館やホテルの食事は品数が多く、いつも以上に食べてしまいます。
旬のものが並べられており、目で楽しみ、料理も美味しく大満足でした。
休憩したら他の階の温泉に行き、売店を見たり、ゆったりした時間を過ごしました。
2日目
朝はバイキングで、品数も多く、色々選んで食べられるのが良かったです。こちらのホテルでは朝の6時30分から9時頃まで朝市をやっています。
売店のすぐ近くの所で、桃や手作りのゆべし等を販売していました。
朝にもう一度温泉に入り、出発準備をすませ、10時になり2日目スタートです。
鶴ケ城
2日目の1ヶ所目は、会津若松市のシンボルといわれている「鶴ケ城」です。
鶴ヶ城は今から約630年ほど前に、その前身ともいえる東黒川館を葦名直盛が築いたのがはじまりと言われ、戊辰戦争では約1ヶ月に及ぶ激しい攻防戦に耐えた名城として、その名を天下に知らしめました。
明治7年に取り壊されましたが、昭和40年に再建、平成13年には天守に続く建物「干飯櫓・南走長屋」が江戸時代の工法・技術を用いて復元されました。
天守の内部は博物館となっており会津の歴史に触れることができます。
平成23年には「赤瓦」へのふき替えが完了し幕末当時の姿を再現し、現存する天守閣では国内唯一の赤瓦の天守となっています。
鶴ヶ城公園内は約69,000坪の敷地があり国の史跡に指定されています。
天守閣に行く途中にある武者走りの立て札の前です。真ん中左寄りに、ハートの形をした石があります。
このハートの石が鶴ケ城の人気スポットとなっているようです。
天守閣の中を見ることができます。(有料)
場内は博物館になっており甲や刀の展示もあり、会津の歴史に触れる事ができます。撮影禁止の階がありますのでご注意下さい。
その中に和泉守兼定の刀剣がありました。
刀剣乱舞で知った名前だったので、なぜかしみじみ見てしまいました。
刀剣女子たちはルーペなどを持ってきて、じっくりみているそうです。
天守閣を見終わった後は時間がなくなってしまい、お城の中の他の所は見ることができませんでした。
東京ドーム6個分の広さがあるので、他も周って見たら1日がかりですね。
機会があったら他のところもじっくり見てみたいと思いました。
飯盛山
2日目2ヶ所目は、「飯盛山」です。
飯盛山は会津若松市街の東2キロにあり、城下町を一望に見渡す小高い山で、その頂上には約1650年~1700年前につくられた前方後円墳であり、隠れキリシタンの祠もあり、地元滝沢村住民の共同墓地でもある。
そして古くは古代四道将軍、弁財天、日本武尊などの神話も残り、1600年以上、連綿と会津盆地を見守る信仰の山です。
ここには、白虎隊十九士の墓、各地で戦死した三十一士の墓や、イタリア並びにドイツから贈られた記念碑、さざえ堂、宇賀神堂、厳島神社、白虎隊引揚の洞門、市天然記念物の太夫桜など、数多くの神話、史跡名所が残っております。
また、ふもとには戊辰戦争時には会津藩の本陣となり、藩主松平容保公が白虎隊士に戸の口原への出陣を命じた『旧滝沢本陣』、2013年NHK大河ドラマ八重の桜のオープニングで使われた市天然記念物の『石部桜』がある。
現在では、『ならぬことはならぬ』の会津精神、戊辰戦争の折に、白虎隊が自刃した地として知られあまりにも有名です。木々に囲まれ並ぶ墓石には今もなお訪れる人が多く、山腹の墓前には御線香の煙が絶えることはありません。
(飯盛山公式HPより)
階段をのぼって、お墓の場所まで行きました。階段の右側がスロープコンベアになっているので、
有料ですが足の悪い方はこちらをご利用いただければと思います。
さざえ堂
白虎隊記念館
白虎隊記念館も見てきました。(有料)
自害された白虎隊の方々の肖像画(親族を参考に描かれた)や貴重な資料や展示物が置かれています。
2階では、展示物とテレビでアニメ形式で白虎隊の事が流れていました。
戸ノ口原の戦いで敗れた白虎隊は、城下の様子を見るために飯盛山に上り、政府軍が放った火によって城下は炎と煙に包まれていた。
若松城が落城したと勘違いした白虎隊士は「生き恥をさらすよりも自決することが武士の本分である」と、自刃の道を選んだという話です。
まだ15歳前後の少年たちが、最後まで武士としての誇りを持って自害。そういう時代だったとは言え、複雑な気持ちになりました。
土津神社(はにつじんじゃ)
土津(はにつ)神社は、会津藩主松平氏の祖・保科正之を祀った神社で、会津藩主松平家の墓所。正之は自ら猪苗代の地を訪れ、没後ここに祀るよう伝え、遺言どおり1675(延宝3)年に創建されました。
正之は、徳川2代将軍秀忠の子として生まれ、会津藩主として数々の功績を挙げました。
また、神道を学び「土津」の称号を受け、その名を付けたといわれています。
創建当初は、日光東照宮と並び称されるほど豪華なものでしたが、戊辰戦争の際に消失。
ご神体は一時、斗南(青森県)に遷され、1874(明治7)年に戻った後、社殿も再建されました。神社の東側にある参道を登ると「奥の院」と呼ばれる正之の墓所があり、神社ともに会津藩主松平家墓所として国の史跡に指定されています。
正之が定めた「会津家訓十五箇条」を守り、最後まで薩長軍と戦ったのが、会津藩や八重達だったのです。
(公式HPより)
おわりに
今回のミステリーツアーは、福島で温泉を楽しみ、歴史をめぐる旅でした。時間の都合で細部まで周ることができなかった所もありますが、宿も温泉も、その他のスポットも大満足でした。
どこに行くかわからないドキドキのツアーは毎回とても楽しみです。
また機会があればミステリーツアーに行ってみたいと思います。